November - December, 2025
夜景×聖夜
この夜が、永遠の記念日になる。
クリスマス目前の誕生日、彼の想いは祝福の夜を永遠の約束へと変えた。
浅草で始まった、二人の物語。
浅草でのデートが二人の定番だった。
参道の趣き、甘い香りのする仲見世、冬の風に混じる人々の笑い声。
何度も歩いたこの街で、いつかはこの高層ホテルのレストランで食事をしたいと話していた。
今夜、その約束が叶う。
誕生日のディナーに込めた想い。
雪乃の誕生日は、クリスマスにほど近い12月。
その夜、拓哉は夜景が最も美しく見える高層階のレストランを予約した。
誕生日を祝うそのひとときに、彼の胸の内には、まだ言葉にできない想いがあった。
乾杯のグラスに映る、未来の予感。
乾杯のグラスが静かに泡を立て、街の灯りを映し出す。
ほどよく緊張した空気の中で、二人の笑顔が少しずつほどけていく。
コースが始まり、穏やかな会話とともに、料理の香りがテーブルを包み込む。
やがて、拓哉は年齢分の花束を手に取り、照れくさそうに雪乃へ差し出した。
驚いたように目を見開いた彼女の頬に、キャンドルの灯りがやさしく揺れる。
笑顔で語る、三年の想い。
付き合って三年。
二人で歩いた日々を語りながら、時間はゆっくりと流れていく。
初めて出かけた浅草の夏祭り、雨に降られて入った喫茶店、笑い合った何気ない瞬間が、思い出話の中で次々と蘇る。
「これからも、たくさん思い出を作りたいね。」
雪乃の言葉に、拓哉は静かにうなずいた。
サプライズのプロポーズ。
拓哉はそっと小さな箱を取り出し、雪乃の前に差し出した。
キャンドルの灯りに照らされた指輪が、やわらかく輝く。
驚きと笑顔が交わる瞬間、二人の未来が、静かに動き出した。
結婚式は、このホテルで。
プロポーズの夜からしばらくして、二人はホテルを再び訪れた。
あの日と同じ景色、あの日と同じ灯り。
あの瞬間があったからこそ、ここから始めたいと心から思えた。
「結婚式、ここで挙げよう。」
拓哉の言葉に、雪乃は静かに微笑む。
思い出の街、浅草。
そして、このホテルが、二人の新しい物語のはじまりの場所となった。。
洗練された空間で、大切な人と心に残る記念日を。
「THE DINING シノワ 唐紅花 & 鉄板フレンチ 蒔絵」は、中国料理とフレンチのコラボレーションコースをはじめ、どちらの味わいも自由にお楽しみいただける新スタイルのレストランです。
浅草の街を一望できる27階からの眺めは、思わず息をのむほどの美しさ。
美味しい料理と心を尽くしたおもてなしが、感謝の気持ちを伝える特別な一日を、あたたかく包み込みます。
「いつもありがとう」を伝えたい、大切な友達との誕生日会に。
思い出に残る“記念日”を、浅草の空の下でお過ごしください。
特別な時間をゆっくりとお楽しみいただくために、ご予約はお早めに。
THE DINING シノワ 唐紅花 & 鉄板フレンチ 蒔絵 »





